前回の続きです。

深夜にオムツを替えようと見てみると、ほとんど出ていませんでした。
時々排泄しようとしているのに、ポタポタも出ない。
息が荒くなり、床に伏せてじっと耐えていました。
腎臓の数値が悪化、即入院、手術
朝一番に動物病院に駆け込み、状態を説明。
すぐに血液検査をして、腎臓の状態が一気に悪くなっているのが確認できました。
これはもう、一刻も早く手術をして結石を取り出さないと命にかかわる状態です。
レントゲンでは、膀胱にあった石も合わせて、4つが並んで尿道の先の方へ移動し詰まっていました。
以前先生に説明されていたように、麻酔をして、石を膀胱へ押し戻します。
その後、膀胱を切開して石を取り出すと。
ただ、うまく石を移動させられなかったら尿道での切開になる恐れがあると言われました。
そして、そのまま入院になりました。
無事を祈りつつ待ち続け、病院から電話があったのは午後5時。
何事もなく、予定通りに手術が終わったということでした。
そしてそろそろ麻酔から覚めて、動き始めているとのこと。
もうしばらく状態を診てからになるというので、午後7時半頃に迎えに行くことになりました。
結石が4つ、腫瘍がひとつ。
取り出した結石を見ましたが、ちょうどBB弾くらいの石が4つ。
尿道の先の方はボールペンの芯くらいと聞いていたので、これじゃ詰まってしまいますね。
それと、膀胱内にポリープ状の腫瘍があり、摘出したということで見せてもらいました。
結石も腫瘍も分析のため大学病院に送り、後日結果を聞いて治療を決めることになりました。
石も手術も大変でしたが、腫瘍を摘出できたのは良かったのかもしれません。
術後は切開した膀胱の傷を早く治すために、膀胱が膨らまないようカテーテルを数日間入れたまま過ごします。
またしばらくオムツ生活。
2日間ほどは出血があるのか、血尿が出ていました。
でも、犬ってすごいですね。
手術をしたその日の夜には、自分で車まで歩いて帰るんですもの。
家に着いたら、そのまま散歩に行こうとまでするし。
足はふらついているのに。
食欲がないかもしれませんが、水もフードも食べやすいものを少しずつあげてくださいと言われていました。
なのに、こちらがセーブしないといけないくらいに食欲があり、水も飲もうとします。
体を治そうとしているんでしょうか、生命力の強さに驚きました。
手術代・検査代が痛い
4日後にカテーテルを抜く処置をしました。
月末には抜糸をする予定で、今は投薬治療をしつつ傷口の治りを待っています。
手術をしたとは思えないくらい、元気に過ごしています。
元気がないのは我が家の家計。
手術前の3回の通院では3万円近くかかり、手術当日は検査代を合わせて20万超を支払いました。
ペット保険はかけていないため、実費です。
正直言って、痛いです。
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