我が家のシニア犬のお話です。
前回、左前足の痛みで診察を受けてから、10日ほどたった頃の深夜。
排泄しようとしても、ほとんど出ない状態になりました。
おしっこがポタポタとしか出ず、息も荒く苦しそう。
膀胱と尿道に石があった
朝になるのを待って、動物病院へ。
尿検査・血液検査で炎症を起こしていることが分かったので、点滴をしてもらい、その日は帰宅。
翌日もう一度受診して、レントゲン検査をしました。
そこで分かったのが、膀胱と尿道の結石です。
膀胱に一つ、尿道には3つの石が詰まっていました。
ただ、ポタポタとですが尿は出ていて、腎臓には影響が出ていないのが救いだと言われました。
これが完全に詰まってしまうと、一気に腎臓が悪くなってしまうとのこと。
まずは膀胱と尿道の炎症を薬で抑えて、腫れあがった尿道をもとの状態に戻すことになりました。
計画としては、尿道がもとの柔らかい状態になれば、石を膀胱に押し戻せます。
膀胱に戻ったら石を手術で切開して取り出すとのことでした。
尿道は細くて切開してしまうと、治る時に傷口が厚くなり、術後に尿道が細くなってしまうらしい。
先生はできる限り尿道は切開せず、膀胱側から取り出したいということでした。
カテーテルがすぐに抜けてしまう
その日から手術に向けての投薬が始まりました。
尿が膀胱に溜まってなかなか出ないので、カテーテルを石の近くまで入れて出やすくしました。
常時おしっこが出ている状態になるので、ペットシーツを巻いてガムテープ止めの簡易オムツに。
市販のマナーベルトでは大量の尿のため間に合わず、先生の勧めでペットシーツ巻きです。
パンパンに溜まっていたのが排泄されて、ワンコもかなり楽になったようでした。
血尿が出ていたのも、薬が効いたのか見た目ではわからないくらいになりました。
が、深夜になってカテーテルが抜けてしまいました。
翌朝、またカテーテルを入れてもらいに病院へ行きました。
気持ち悪くて抜いちゃったのかな~なんて言っていたのですが、数時間後にまた抜けて。
なんてこった。
先生に電話をして、このままオムツだけで様子を見ることになりました。
もうだいぶ溜まっていたのは排泄されているし、ポタポタとですが尿は出ているし。
おしっこが止まってしまった!
少しずつですが食欲も戻ってきました。
結石の痛みもあるだろうし、膀胱で圧迫されてもいただろうし、ほとんど食べていなかったので。
そんな感じで薬を飲ませ、オムツを変えてと過ごしていましたが、4日目の深夜のこと。
突然、おしっこが止まってしまいました。
今度はまったく何も出なくなりました。
息が荒くなり、苦しそうで眠れない様子。
続きます。
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